メンバーのいしいさんの提案で 「たまには、食べられる魚をたっぷり釣って、

プロに料理してもらって  みんなで食べるのもどう?」

という提案メールが流れてきて、大賛成のFP。


おいしい魚たくさん=船での沖釣り=今の時期ならイサキ!

ってことで、ビシ釣りでターゲットはイサキを中心に狙える魚で

おいしければ なんでもOKってことでシーズン真っ盛りの大原沖に決定。


貸し竿、レンタルタックルなんでも無料&電動リール電源付き&初心者歓迎

というありがたいサービスにプラスして、

前泊簡単なお弁当つきで1500円 というありがたい

サービスで房総大原港うすい丸さんに決定。


船長にはよくよく 「ターゲットより、釣果優先。下船後みんなで食べる予定。

ちなみに  当方船釣り初心者多数。おみやげ確保が第一優先。」

との希望を伝えると

「イサキとアカイカのリレーよりもビシ釣りで釣れている魚優先で狙って、

 ポイントを求めて移動時間ばかりということがないように工夫します。」

とのうれしいお言葉。


席も7人連続で座れる席をご用意いただき、

前日深夜にはメンバー全員船宿さん に 無事到着で、準備万端!

FPも気合満タン!!!


仕掛けは細ハリス中心にカラーバリ仕掛け、着けエサ用仕掛け、

ウィリー仕掛け 、 スキン仕掛け、とくにカラーバリは

5カラー以上準備&自作。あたりカラーのグ リーン については

グリーンだけで4色用意(自分で塗装したハリふくむ)。


仕掛けの総 数 船宿で買うことを前提にそれ以外の数だけで

100本以上(3本バリビシ釣り仕 掛け のみの話、

押さえのハナダイ用胴付き仕掛け、

アジサバ用サビキなど含めると 軽く120以上)。


タックルは電動と流行のライトタックルの2セット・プラス ・ラーク2台 と

超が付くほど欲張り。

船宿でコマセも着けエサもあるというのに自分で

オキアミL、オキアミLL&変 色防止剤、 内房の漁師料理屋・番屋で

分けてもらったマンボウの皮各サイズ、バイオワーム

イカ丹 タイプ赤&夜光ホワイト、バイオワームハード4ミリ、

ガルプイカ丹タイプチャ ート、アオイソメ、

紫外線加工イカ丹ととにかく考えられるだけのエサを用意。


気合入り過ぎと言うか、尋常でない量を用意。

久しぶりの船釣りに絶対の後悔の ない 布陣で臨む。

ど〜せ、波が高ければぜんぶ意味無しと思いながらも............ 。


当日はFPの強い思いのせいか、はたまたメンバーの日ごろの

行いが良いせいか ベタなぎ&薄曇。

最高の沖釣り日和で当日の出船時間を迎えることが出来ました 。


4:30出船で協定の5:00ジャストにポイントに付くようにうまい船長の

操 船で 「タナは18m。」 とこの時期らしい浅いタナから一流し目。

二流し目。

三流し目。

船中全員ほとんどアタリがない。

見える範囲ではかろうじて会長がちっさいハナ ダイ を揚げたぐらい。

「長潮で干潮AM8時30分じゃ、朝まずめ勝負と思ったのに......。」

と激渋スタート。

船中に流れるやばいムード..........。

「はい、移動しまーす。」 とここで船長のアナウンス。


次のポイントでは28mとやや深めでスタート。

と、投入直後から各人のロッドティップに待望のアタリが!!

型の良いアジやサバが船中に取り込まれる。

FPにも遅れること1分でアタリ(ホッ)。

FPにはやや小型の30センチ程度のサバ。

「とりあえず、お土産は1匹確保。」 といつもならリリースサイズも

丁寧にサバ折り。

そそくさとコマセをつめてすばやく仕掛けを投入。

落としていく途中22m付近でアタリ。

「100%サバでしょ。」 と思いながら仕掛けを上げるとサバの

一荷(イッカ:いっぺんに2匹釣れる事の エサ釣り用語)。

型もまあまあ。

「お土産になるなら何でもいい、一気に数を稼ぐべし。」

とサバをバケツにつっこむと〆ずに一気に仕掛けを投入。

こうなるとカラーバリ仕掛けは着けエサがいらず楽で速い。

なんて考えていると28mでシャクってすぐにアタリ。

35cmを超えるアジと40cmのサバの一荷。

即、投入。即アタリ。

サバ3本。というかおかしい。


入れれど、入れれど、入れ食いだ。

周りを見ても全員釣れている。

「うぉ〜、こうなったらアジ狙いにシフトチェンジ!!」

と仕掛けを金バリ3本に赤イカ丹にチェンジして、

ロッドを海面に直角に向けて インナーロッドの抵抗をゼロに近づけて

上層のサバ層を突破してアジ層に 届けるべくなるべく

仕掛けを速く落とすように心がける。

それとイサキ狙いの ビシのコマセぽろぽろ仕様の

ビシ下窓1mmから、下窓3mm程度まで開けて

上 窓全開の アジ好みの開け具合にチェンジ。


仕掛けが33mの底近くまでサバに邪魔されず に 届けば

大アジの入れ食い。

人生でこんなことは初めてである。


釣り続けて時計を見れば、すでに潮止まりのはずの8:30。

しかし、一時の入 れ食いは 去ったにしてもぽろぽろつれ続けているが、

バケツは〆ていないアジとサバであ ふれかえって いる。


ここで、正気に戻って一時釣りをやめてサバ折りタイム。

アジはナイフで 1匹づつ、 活き締めに。

血抜きをしてからクーラーに水氷を作ってぶっこむ。

氷はすべてペ ットボトル 氷で解けても海水が薄まらないため

氷と魚が直接触れても問題ない。

自分の釣った魚すべてを〆て、隣の席の会長の釣った魚のなかで

大きめのサイズ を (宴会用に)受け取ってそれを

すべて血抜きしてクーラーへ。


しかし、あいかわらず釣れ続けているが一向にイサキが混じる気配はない。

船中 、大アジ と比較的型の良いサバのオンパレード。

とくにアジは40cmアップが平気で混 じる。

と、ここでかなりの引き!

でかい魚だ。

待望の大迫力大原沖名物麦わらイサキか 、それとも ばかでかウマヅラか。

必死でやり取りしながら頭の中を脂の乗った刺身がよぎる 。

仕掛けは 自分で作ったシーガー・グランドマックス:1.2号の激細仕掛け。

「タモ、タモ、タモ!!!!!!」

10mしか巻いていないのに大声で共に叫ぶ。

巻いては出され、出されては巻い ての繰り返し。

やっとこ天秤をつかんで慎重にハリスをたぐる。

ロッドのクッションのないここ で切れたら おしまいだ!!

タモはとなりで会長が構えていてくれる。

さあ、エモノはなんだと周りの視線が海中に集まる!!!

注目の正体は???

大き目のアジ3匹でした。。。。


みんな呆れた顔でFPを見る。

ぅんな事、言ったって事前のHPチェックではマダイも

外道で混じっていたので 、海面に出て それから慌てても遅いじゃないすか?

っていうか恒例のいうか、いつものFPひとり騒ぎでちた。。。。


と、あんなこんなでイサキのポイントには行かないまま

アジ、サバポイントで釣 りづづけ、 会長もイサキ無視で

効率よくアジ、サバをゲットすべくウィリー仕掛けに

チェン ジして鮮やかな 手つきでひたすら釣り続けていました

(内心FPは「そんに釣ってどうすんのよ ?」とか思いつつ、

数釣り大好きなFPも自作オレンジカラーのアミコマセに

同調する自作仕掛けと 、コマセ多目撒き で完全アジ、サバ数狙いで

会長に張り合ってバンバン釣っていました。。。。) 。


最後に船長の好意でイサキのポイントに戻ってくれて

一流しするもアタリもなく 、10:40すぎ少し

早めの沖上がりとあいなりました。


ビッグマウスご一行様は全員大漁!

大満足ではじめてのコマセビシ釣りイベント を終了しました。

最後まで雨に降られることも、うねりが出るわけでもなく、

船酔い者ゼロで無事 帰港。

釣れた魚は船上で活き締めにしたものだけ氷を追加して

すばやくいつもお世話に なっている レッドヘッダーズ・古山さん経営の

つるや食堂でおいしいカルパッチョや浅く〆 た、しめ鯖や熱々の

竜田揚げに変身して、我々を迎えてくれました。


私は寝不足でちんたら帰ったの ですが、会長が 一足先に

魚をつるや食堂に運んでくれたおかげで、

後で合流したメンバーも含め てチーム全員

大満足&満腹で好評のうちに今回のイベントは終了しました。


今回も企画を思いついて最終的な調整を最後の最後まで

いしいさんがやってくれて とても楽しい 思い出になりました。

出来ることなら来年もまたエサ釣り企画をやりたいです。

皆さん、本当にありがとうございました。

2008 . 6 . 28

報告 : FP