2010.11.28.  ヒラメチャレンジ in 房総 エントリー2日目

報告:きん

TEAM SurFACEさん主催のヒラメチャレンジ。

日曜日が予定が流れて、せっかくの朝から行けるってことでボートも2か所ぐらい誘われてたような気がするが、ヒラメへ!

この日はサーフェイスのヒトシさんにご一緒させていただいた。

前日から待ち合わせ場所を決める時も綿密に作戦を練っているヒトシさん。

普段はわりかし作戦の練り方がてきとーで、満潮干潮と風が強いかどうかぐらいしか意識してない自分には、ましてやサーフでの釣行は事前の絞り込みは不要なのかなー、なんて漠然と思ってましたが、考えてみたら選択を誤ると、ましてや外洋のサーフでは釣りが成り立ちませんもんね。

釣行前からかなり勉強になります。

風向きと強風が吹き始める時間を考え、メジャーサーフで強風が吹いて荒れる前に叩こうという作戦だったようですが、待ち合わせ場所で合流したころには予報より早く強風がびゅーびゅー。

急きょ予定を変更してメジャーサーフ近くの、風をなんとか背負えるサーフを選択。
さっそく夜明け前にはやる気持ちを抑えて出撃。

波立ち具合から60クラスが出そうな雰囲気ですね、ということで期待を込めながらキャスト。
ただ暗いうちは見えないので飛距離がわからないのと、強風でそこそこ荒れてる中で、ルアーをちゃんと動かせているかがわからず疑心暗鬼に。

明るくなっても9フィートで飛距離が足りてないんじゃないかということである程度荒れた水面でも泳いでくれることも考慮してジグミノーをメインでチョイス。

ただアングラーも多いがあんまり芳しくないようすで、自信のない自分はあれやこれやと試行錯誤。
ごちゃごちゃ考えすぎる悪いパターンです。

そのうちノットがちょっと痛んできて不安だなーと思ってましたが、案の定ジグミノー高切れ。

飛距離が欲しいのでタイドミノーの175をメインにミノーやジグをローテ。
フローティング中心だと少しサイズが小さいと飛距離も強風で出にくいし、荒れてる水面で泳がすのもむずかしい。

前回の釣行以降、いろいろヒラメ用ルアーを補強してたんですが、前回が比較的浅くてすぐ底を擦っちゃうんで、フローティングばっかりだったんですが、やっぱりシンキングも必要だ・・・

その後ランガンするも一向にアタリもなく時間が経過。
見せ場は波打ち際で落として無くしたミノーを探してるうちにヒトシさんの落としたルアーを発見し、諦めてジグをキャストしてら沖を漂ってた自分のミノーを奇跡的に回収できたのみ、魚かと思ったよ・・・

昼前にちょっとサーフで休憩しながらヒトシさんにサーフでのポイントの見方などをいろいろとレクチャーしていただき、釣りの話のみならず、チームのことや大会などのイベント運営のことなどいろいろ貴重なお話を聞かせていただきました。

休憩中に仲間が同じサーフの端のほうで1枚獲ったという情報が入り、一応チェックしてみることに。
残念ながらここでもアタリなくポイントを移動へ。

移動したポイントは比較的こじんまりしたサーフで、片方は手前がブレイクで根がなく、もう片方は磯がらみの根が多いポイント。

ロケーションはばっちりで、沖の島の周りには鳥がびっちりで、ときおり手前でもベイトが終われてばらばら水面に散ったりして、確実にベイトが入ってる様子で期待が持てる。

夕マズメ勝負ということで夕マズメまで休憩していると沖では鳥たちが騒ぎ出して水面大爆発、たぶんワラサかと思うんですけどかなりでかいナブラで写真撮ろうと思ったんですが、カメラの電池が切れてて写真なしです。

夕方に近めでなぶらが出始めたのでスタートしたんですが、残念ながら釣り再開してからはチャンスなし。

ただ根がらみのポイントで、補強した根周り用シャローミノーは、ここの根が比較的ルアーが取れやすいこともあってかなりメドが立ったことが収穫でした。

ここでも仲間が磯がらみのほうで3人とも1枚ずつあげられたようで、せっかく適切なポイントに釣れ来ていただいているのに実力不足で結果が出せずにすいませんでした。

結局釣れませんでしたが、1日中思う存分釣りさせていただき、いろいろ現場で教えていただいて得るものも多すぎるくらいで、また釣り自体が新鮮でとっても楽しかったです。

遠いサーフまで来て、緻密な作戦と忍耐と努力で貴重な1枚を獲る楽しさがわかるような気がしました。
また、最初にサーフでトライ&エラーしてこのゲームを確立してきた皆さんには頭が下がる思いですし、その経験から得た貴重な知識を教えていただいてものすごい勉強になりました。

ヒトシさん、本当に1日長々とお付き合いいただいてありがとうございました!

釣らないでわかったような気になってばかりではいけないので、なんとか大会中に1枚あげられるように頑張ろうと思います。

つか、1枚釣れるまで絶対やめんぞ!燃えてきた!